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randeboo@ainer.co.jp
様々な分野で活躍されている人々にフォーカスを当て、
ライフスタイルごとにRANDEBOOのバッグが溶け込む様子をお届け。
何気ない日々、変わらない毎日。
完璧ではないアンバランスな私だけど、それが魅力的で美しいー。
そんな人々の日常にそっと寄り添って。
1991年生まれ。
大学卒業後、アシスタント期間を経て2016年にスタイリストとして独立。
プライベートでは一児の母。子育てをしながら、女性誌や広告などを中心に、モデルやタレントのスタイリングを幅広く担当する。
カジュアルスタイルをベースにアレンジを効かせるコーディネートにはファンが多い。
Instagram:@wakikokondo
彼女がRANDEBOOのバッグと出会ったきっかけは雑誌媒体でのリースだそう。
「せいかちゃんがまだ19歳くらいの時かな。当時私は雑誌JJのスタイリストをしていて、独立して1~2年目くらいでした。JJのターゲット層が若くなるタイミングで新しいブランドを探しているときにRANDEBOOにリースに行ったのが最初のきっかけですね。」
「RANDEBOOに抱いているイメージはトレンド感や今っぽさがありつつも、女性らしさを大事にしている。そんなイメージです。」
そんな彼女が中でも今季気に入って使用しているのは”Petit bucket bag”だという。
「仕事柄手が空いていると楽な平日も、息子と過ごす休日もショルダーベルトにできるのはとにかく有難いですね。deeptealgreenというカラーも、グリーンだから使いにくい、とかないです。むしろ無難に落ち着きすぎずコーデが品良くまとまるので、とても使いやすいですね。」
今日のコーディネートのポイントも聞いてみた。
「モノトーンでまとめるのが苦手で差し色や柔らかい色をさすのが好きです。あとはデニムにローファーやパンツスタイルにスニーカーなど、どこかにカジュアルさを取り入れるのも私がよくするスタイルですね。
このPetit bucket bagは形がスクエアですっきりしているので、どこかにラフさを入れたいなと思いコーデを組みました。白のコートだったのでキャンバス生地のベルトにしてみました。」
そんなセンスフルな彼女のバッグの中身とはー。
「今日はこれから仕事に向かうので、仕事用の中身になっています。ブルーが好きなので、小物は同系色が多いですね。」
特に思い入れのあるアイテムについて聞いてみた。
「手帳は時間刻みで書けるので持ち歩いています。予定を書くことで覚えています。大きいバッグを持ちたくないので、いつも小さめの手帳を選びます。
今の私にしっくりくるサイズですね。スヌーピーのボールペンも自分で選びました。失くさないに派手なカラーにしました。(笑)」( ダイアリー:QUO VADIS)
「お財布と名刺入れも自分で買ったもの。ここ4~5年は毎年1月や仕事始めの日に財布を新調するようにしています。
領収書が仕事柄多いので財布は大きめですが、このサイズが好きですね。名刺入れは2022年頃に買ったもの。カードケースではないのですが、大好きなアイスブルーの色に一目惚れして買いました。カバンの中で見つけやすい明るいカラーなのもお気に入りです。
充電器はリースや打ち合わせが続いたり、撮影が立て込むとこれは必需品です。友人から聞いて真似して買いました。充電器を忘れてもこれは絶対持ち歩くようにしています。」
30代前半とまだまだ若いながらも、スタイリスト業はもちろん幅広く活躍している姿が印象的な彼女。
彼女の仕事に対するモチベーションについても聞いてみた。
「モデルさんや雑誌などの企画に対して、自分らしさも大事だけれど相手が喜ぶことが一番だと思っています。
その人の素敵なところをお洋服を通して引き出したいなと思っているし、それが正解だなと思えるんです。
着用した方が最初は自分らしくないなとドギマギしていても、周りから見て素敵だと思えたら成功したな、と思えますね。とにかく喜んでもらえることが何より大事なんです。」
そんな仕事姿が魅力的な彼女もプライベートでは実は一児の母。
休日の過ごし方についても紹介してもらった。
「家族と代々木公園に行ってサイクリングしたり、近くの好きなコーヒー屋さんやアイス屋さんに行ったりランチしたりすることが多いです。
あとは月に1回程度は、思い立って軽井沢や箱根等、車で遠出することもあります。平日は思う存分仕事をして自分の時間を過ごしているので、休日は自分の楽しみは後回しで子供と一緒に過ごすことが多いです。
誰もが羨む彼女のセンス。そんな彼女が日頃のコーディネートやショッピングの中で大切にしていることとはー。
「全身モノトーンよりは柔らかい色を指すようにしています。20代前半までは特にカラー物のお洋服だらけでしたね。
でもカラー同士が喧嘩しないように、自分なりに配置や濃淡を考えながら合わせていることが多いです。仕事柄なのか、父親にもスタイリングのアドバイスをしちゃったりします。(笑)」
そんな彼女の中のファッションの位置づけとは「欠かせないもの」だと言う。
「仕事柄もあるのでとにかく必要不可欠な物だと思います。だけど無理して楽しむものじゃなくて、心地いいテンションで着ていたいので、頑張りすぎている感じは違うんですよね。
かといって気分を上げるものでもあるので、手を抜いたゆるゆるも違う。とにかく、自分の今の人生の中で一番占める割合が多いものかもしれないです。」
最後に、RANDEBOOがブランドコンセプトとしても掲げている”CLASSIC”
彼女が思う”CLASSIC”とはー。
「”スタイリスト”というお仕事をしているけれど、トレンドが強いものよりもずっと大事にできるものをスタイリングすることが素敵だと感じます。
私の祖母2人がもう80代なのですがとてもおしゃれで、一方は上品な感じ、もう一方はデニムやマニキュアを今でも楽しんでいるんです。
今思えば自分が服を好きになれたきっかけなんだなと感じます。私の今があるのは祖母達のおかげだから、その気持ちを大事にしたい。こんな気持ちや感覚もクラシックだと感じますね。」
取材中、どんなカットを切り取っても常に笑顔を絶やさない彼女。
彼女のラフで柔らかなカラーリングを得意としたスタイリングは
彼女の人柄が反映されているのかもしれない。
今年は第二子が誕生予定。
母としてもスタイリストとしても輝き続ける彼女から、
ますます目が話せない。